12月の半ばを過ぎました。
3年生はついに長かった実習をすべて終えました。3年生の統合実習を終えて、1年生の基礎実習Ⅰに交替するこの時期、1年生には悪いのですが、3年生の成長をひしひしと感じ、乗り越えてきた3年間を感慨深く感じるものです。とはいっても、3年生にとっては、学生としての集大成となる国家試験が目の前にせまってきます。まだまだ実習を終えた解放感に浸っている感じがありますが、気持ちを切り替えて全力で取り組んでほしいものです。この時期の知識の蓄えは、後で自分の身を助けます。
終講日の今日は、1年生の基礎実習Ⅰのまとめの会がありました。たった6日間だけの実習ですが、開始時と終了時で、どの学生も進化していると感じるのは私だけではないはずです。何もかも初体験の中で、最初は、失敗しないか自分の心配ばかりしていたのに、日に日に患者さんに心が向き、小さな変化を見落とさないように丁寧に関わるようになりました。その姿をみると、戴帽式で宣言はしたものの、頭の中だけで描いているぼんやりした看護師像が、だんだんクリアになり、看護師になる覚悟もしっかりと学生に芽生えたように感じました。実習ってすごい授業ですねえ。
発表会は、グループごとに工夫された発表が続き、活発な意見交換が行われました。この調子で頑張って!
3学年合同の大掃除も、終講日の名物となりました。私は寒風吹く中、学生たちとともに溝掃除と庭掃除。
校舎のすみずみまで綺麗になり、よい年末を迎えられそうです。
学生のみなさん、よいお年を迎えください。来年が皆さんのより飛躍につながる1年になりますように。
2年生のみなさん、新年早々から始まる成人Ⅰ、老年Ⅰ実習を頑張りましょうね!応援しています!!
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